弊社取扱フレコンバッグは約20年日本の大手ホームセンターなどに販売実績がある工場から入荷しており、
1工程ごとに丁寧な製造、厳重な検品、出荷を行なって、お客様へご提供させていただいております。
フレコンバッグ製造工程を詳しくご紹介致します。
01. ヤーン工程
原料のポリプロピレン(PP)、顔料(ベージュ生地の場合のみ)、UV剤(紫外線防止剤)を加えて溶かし、押出機で成型されヤーン(糸)となります。ヤーンは高速延伸で引っ張ることで平らなフィルムの糸となり、延伸したフラットヤーンを多数の巻取機で一気にボビンに巻取ます。
原料のポリプロピレン(PP)
押出機の様子
ヤーン引っ張りの様子
巻取の様子
02. 編上工程
高速円形編機で筒状に編み上げる工程となります。編上の方法は平織りとサーキュラ織りがあり、日本市場で使用されているフレコンバッグは円柱型に生地が織られているサーキュラ織りとなります。このサーキュラ織りは胴体部分を縫製することなく、上下のみを縫製するため、胴体の強度が維持されるのみでなく縫製作業を最小限に留めることも可能です。
サーキュラ織りの様子
編上
横から見た編上
ベルト編上
03. 裁断工程
静電気防止・紫外線対策の生地裁断の様子です。一度静電気防止・紫外線対策を施された生地はその効果が3年間有効であり、またこの加工は放射線にも強く災害地でもご利用されております。
ベージュ
静電気防止用の生地裁断の様子
04. 縫製工程
裁断された原反やベルトをフレコンの形に作り上げる裁縫工程は人の手でミシンで縫い上げます。
05. 検品工程
裁断の時点で原反の検品を行い、不良が確認された場合は再度素材を溶かし再利用します。弊社の検品チェックは左右2人体制で行っており、一人が確認してもう一人が再確認するという2段チェックを取り入れております。
フレコンバッグの内側からも破れなどがないかを確認します。
金属探知機に通し、異物がないかのチェックを行います。
06. 梱包
折り畳み工程を経たら運送時に破損が起きないように丁寧に梱包をしていきます。管理も厳重に行い、保管中の汚れや破損がない体制を取っております。
07. 出荷工程
適切な梱包材を使用し輸送中の破損を最小限に抑えながら、迅速な出荷を心がけております。
コンテナ搬入の様子
コンテナに入れ終わった状態
弊社の製造工程は、お客様に安心・満足をお届けするために、最後まで気を抜かない管理を徹底することをモットーに行われております。今後も、お客様のご期待に応えられるよう、より一層の品質向上に努めてまいります。
ご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。